レームヤイ展望台は、サムイ島北西の岬にある、道沿いの無料の展望地です。フォーシーズンズの入口の向かいにあり、西向きなので、夕日を眺めるのに向いています。
概要
レームヤイ展望台(Laem Yai Viewpoint)は、サムイ島の北西の岬にある、道沿いの無料の丘の展望地です。Four Seasons Resort Koh Samuiの入口の門の真向かいで、環状道路から分かれる短い上り坂の脇道を行きます。チケット売り場も、登山口も、標識のある駐車場もありません。あるのは、海抜約81mの丘だけです。丘の先には、タイ湾を望む、遮るもののない西向きの眺めが開けます。
立ち寄る価値がある理由は、眺めの角度です。短い坂を登ると、南にはナトン(Nathon)が見えます。島の中心でフェリーが発着する町で、その背後には森に覆われた内陸の山々が連なっています。振り返って北を向くと、レームヤイの岬を海岸のほかの部分とつなぐ、細い砂州があり、その両側を海が洗っています。丘は西の外海に面しているため、島のこちら側で、確実に夕日を見られる場所のひとつです。しかも、公道の用地にあり、リゾートの敷地ではないので、向かいのホテルとは関係なく訪れられます。
基本情報: 無料、入口の門なし/標高は約81m(SRTMのデータ)/国道4169号線から脇道を約80m上る/西向きで、夕日向き、朝日には向かない/設備の報告なし/立ち寄りの目安は約30~45分/Four Seasonsのリゾートの敷地ではない
この丘の標高は、2つの公開データで数mの差があります。上の81mはSRTMのデータです。本ページの座標でCopernicusのDEMのサンプルを調べると、約78mです。ズーム12(1ピクセルあたり約18.85m)のterrarium形式の地形タイルから、観測者の高さを加えずに読み取りました。同じ低い海岸の高まりを、2つの衛星標高モデルで読んだときに、よく出る程度の差です。当サイトの展望スポット一覧はCopernicusの値を使っているため、この丘について、ここで使う81mではなく78mと表示しています。どちらの数字も、現地測量とは照合していません。
3つの名前とひとつの丘
ネットでこの場所を探す人は、出発前から小さな問題にぶつかります。名前がひとつに定まっていないのです。OpenStreetMapの丘の頂上のノードには、タイ語のみでจุดชมวิวเขาแหลมใหม่(直訳すると「新しい岬の丘の展望地」)とあり、英語の訳はタグに付いていません。サムイ島の展望スポットを紹介する旅行ブログは、もっと実用的な呼び名で、「道を上れば、Four Seasonsホテルの入口の真向かいにあります」と説明しています。さらに、そのまま引用する価値のある注意書きも添えています。「この展望地はFour Seasonsホテルの一部ではありませんが、この名前でよく説明できます」。旅行予約の掲載サイトは、同じ場所を3つめの名前で載せ、隣のリゾートではなく、丘がある岬に結びつけています。
3つの名前のどれも、間違いではありません。同じ低い丘を指す、3通りの言い方です。本ページは、岬の名前に合わせて「レームヤイ展望台」を使います。ただし、英語の情報のうち、この場所に触れるものの多くが「Four Seasons Viewpoint」と呼ぶため、その名前も併記します。地図アプリや運転手が、ここに書いた名前と違う名前を使っても、場所で確かめられます。環状道路沿いで、リゾートの門の真向かいにある上り坂を、舗装路から約80m上った場所です。
この丘は、島の展望スポットを広く紹介する情報でも、ほとんど目にしません。島の東海岸の展望地を詳しく紹介する、複数箇所の「サムイ島のおすすめ展望スポット」のまとめ記事には、載っていません。サムイ島の定番の夕日の一覧にもなく、Four Seasonsのレストランは載っていても、その向かいの公共の丘は載っていません。この丘を専門に書いた唯一の記事は、「もうひとつの小さな穴場」と呼んでいます。OSMのノードがひとつと、ブログの1段落以外に、専用の情報がほとんどない場所を、的確に表した言い方です。
アクセス
レームヤイ展望台は、サムイ島の北西海岸にあります。島の環状道路のこの区間は、地元や不動産の掲載では、通りの名前のタウィラットパクディー通り(Thawi Rat Phakdi Road)とも呼ばれます。同じ名前で、メナム(Maenam)、ボプット(Bophut)、チャウエンノイ(Chaweng Noi)、ラマイ(Lamai)を、区間ごとに通る道です。北西の岬では、この道がFour Seasons Resort Koh Samuiの入口の前を通ります。展望台は、その入口の真向かいから、丘を登る短い脇道の先にあります。
運転手に伝える、独立した住所はありません。この場所を紹介する唯一の情報源が繰り返す実用的な案内は、環状道路でFour Seasonsの門を見つけ、そこから道を上る、というものです。OpenStreetMapは、展望地のノードを、その脇道に沿って本道から約80mの位置に置いています。長い回り道ではなく短い登りですが、うっかり迷い込むのではなく、あえて立ち寄る場所と感じる程度に急です。
この最後の約80mの路面を詳しく書いた情報源はないため、短く急な、未確認の登りとして考えてください。スクーターなら問題なく上れるはずで、レンタカーもおそらく大丈夫ですが、日付のある報告でどちらも保証されているわけではありません。本道からの曲がり角に標識がないため、確実に見つけるには目視が一番です。Four Seasonsの入口を見つけ、その反対側にある上り坂へ入ってください。名前のついた曲がり角や、標識のある交差点は頼りにしないほうがよいでしょう。
南と西の眺め
丘から南と西を見ると、サムイ島の西海岸が、ナトンのほうへ下っていくのが見えます。ナトンは島の中心の町で、本土行きのフェリーが発着する桟橋があります。ナトンの背後に、この展望地を紹介する情報源は、「山々」まで広がる眺めがあると書いています。島の中央を背骨のように走る、森に覆われた内陸の尾根で、西海岸と、反対側のチャウエンやラマイを隔てています。
360度のパノラマではありません。確認できる資料には、そのような記載がなく、山頂ではなく岬にある丘なので、全周が見える可能性も低いでしょう。得られるのは、本物の2方向の眺めです。南と西は、ナトン、海岸沿いの細長い土地、その背後の内陸の山々。振り向いて北は、次の項で紹介する砂州です。この2つの扇形の間には、外海と、手前に近い、海岸沿いのリゾートの屋根や木立があります。
展望台は、建物や展望台の屋根の下ではなく、開けた丘の斜面にあります。ナトン側で見える範囲は、ほかの丘と同じように、かすみや雲に左右されます。乾季の朝や夕方は澄み、暑季の昼のかすみのときは悪く、モンスーンの大雨では、視界がかなり短くなります。ナトンまでの見通せる距離を、kmで書いた情報源はありません。確認できるのは「町と背後の丘が見える」ところまでです。くっきりした、写真向きのスカイラインを、いつでも約束するものではありません。
北の眺め
同じ丘から北を向くと、眺めはまったく変わります。町と山並みの代わりに、手前にレームヤイの岬があり、そこから細い砂の帯が伸びています。唯一の専門の情報源は、これを「両側にビーチのある陸の橋」と説明しています。レームヤイの岬を隣の海岸とつなぐ砂州で、片側だけのビーチではなく、両縁に水があります。
その砂州の下と向こうには、レームヤイ湾があります。レームヤイ・ビーチの入り江と、その周りに建つ数軒のリゾートが並び、Four Seasonsがその筆頭です。丘の上からは、リゾートの斜面のヴィラと、入り江の小さな三日月形の砂浜が、同じ北向きの眺めに入ります。ただし、展望台そのものは、リゾートの敷地の外にあり、リゾートを通る必要はありません。
ありふれた「西海岸の展望地」と、レームヤイ展望台が違うのは、この眺めです。サムイ島の西向きの展望地は、多くが外海を見るだけで、よくてもアントン海洋国立公園の島々の輪郭が水平線のどこかに見える程度です。ここには、その土地に特有の海岸の地形、両側に水がある砂州が加わります。Four Seasonsの門の前を通り過ぎる旅行者の多くは、その存在に気づいていません。
レームヤイ展望台の夕日
丘は、西の外海に面し、その方向をさえぎる尾根や建物がありません。そのため、レームヤイ展望台は、朝日ではなく夕日の場所として使えます。太陽は、丘がもともと向いている主な眺めと、ほぼ同じ方向のタイ湾に沈みます。サムイ島の東海岸ではまったく見られない、海に沈む夕日を楽しめる、西海岸の展望地やビーチの仲間に入ります。
すぐ隣に、参考になる比較があります。Four Seasonsのリゾート自体の口コミは、入り江に抱かれた海抜ほぼ0mの専用ビーチが、湾の向きと背後の尾根のため、実際の日没の数時間前に直射日光を失うと書いています。そのため、リゾートの最も高い場所にあるレストランが、ビーチではなく、敷地の最高の夕日スポットとされています。同じ入り江の上、敷地の外にある丘の展望地も、同じ尾根の地形から自動的に逃れるわけではありません。ただし、標高と遮るもののない西向きの角度のおかげで、海抜ほぼ0mのビーチより、水平線まで沈む太陽を見やすい位置にあります。
この丘の正確な日没時刻を書いた、日付のある情報源はありません。時刻も、年間で約1時間ずれます。そのため、決まった時刻ではなく、その季節の日没の時間帯より前に余裕を持って着くようにします。門も営業時間もないので、早く着いても費用はかからず、澄んだ光に出会える確率が上がるだけです。
リゾートの敷地ではない
はっきり書いておきます。「Four Seasons Viewpoint」という名前は、逆の思い込みを招きやすいためです。この丘はFour Seasonsの敷地ではなく、リゾートを通って行くこともなく、訪れるのに予約も、宿泊客であることも必要ありません。この場所を紹介する唯一の情報源も、この点に触れています。この名前は、リゾートとの位置関係を表したもので、所有や利用に関係があるわけではないと書いています。
混同は無理もありません。Four Seasons Koh Samuiは、展望台が見下ろす岬を占めており、斜面のヴィラが丘から見えます。さらにこのリゾートは、サムイ島のホワイト・ロータス シーズン3のロケ地のひとつとして、新たに注目を集めました。それでも、展望台が道路の公共側にあり、公道の脇道で行け、環状道路と丘の頂上の間に柵がないという事実は変わりません。
向かいに、営業中で門のあるリゾートがあることには、配慮してください。引き込み場所と短い登りは、ホテルの敷地の延長ではなく、道沿いの静かな立ち寄り先として扱います。リゾート自身の入口をふさぐような停め方は避けてください。
設備、料金、持ち物
レームヤイ展望台の訪問に料金はなく、現地に設備があるという報告もありません。トイレも、飲み物の屋台も、サムイ島のもっと開発された道沿いの展望地にあるような、日陰の座席もありません。この設備のなさも、この場所が気取らない理由のひとつです。門も、周りに建つ商売もないので、営業時間を調べることも、払うものもありません。
現地には何もないので、次のものを持っていくとよいでしょう。
- **水:**丘に売店や屋台があるという報告はありません。
- **現金はとくに不要です:**サムイ島のもっと商業化された展望地と違い、ここには使える売り手がいません。
- **懐中電灯かスマホのライト:**日没後の余韻まで残る場合に使います。脇道に街灯があるという報告はありません。
- **グリップのある、つま先の閉じた靴:**短く急な、舗装されていないか一部だけ舗装された登りには、あると安心です。この道の正確な路面を確認した情報源はありません。
この立ち寄りの目的は、設備ではなく眺めです。ほとんどの訪問者は、通りすがりの短い休憩として使います。目安の約30~45分は、登る時間、頂上で眺めや写真を楽しむ時間、歩いて下りる時間の合計で、長居ではありません。
天気が崩れるとき
サムイ島の気象パターンは、タイの多くの地域とは反対です。雨が最も多い月は10月と11月に集中し、北東のモンスーンによるものです。アンダマン海側に影響する、年の半ばの雨とは違います。日よけのない丘の展望地と、濡れて滑りやすいかもしれない短い脇道は、このパターンの影響をまともに受けます。大雨だと、ナトンも砂州も見通しが悪く、濡れた急な坂道は、スクーターには乾いているときより敬遠されます。
最も雨の多い時期以外では、暑季(おおむね3~5月)は空が澄む一方で、昼は、かすみが増えます。ナトンや山々を含む、遠くの眺めすべてに影響します。12~2月の涼しく乾いた月が、澄んだ空気と、短い登りに快適な条件の、最も確実な組み合わせです。これはレームヤイ展望台に特有のことではなく、サムイ島の屋外の展望地に共通する季節のパターンですが、ここにも当てはまります。湿度の高い日は、かすみと低い雲が、丘の周りに重くたまるため、海抜ほぼ0mの場所より、影響が大きくなります。
周辺の見どころ
レームヤイ展望台は、島の北西端にあり、関連する数か所の立ち寄り先が集まっています。関係のない見どころが並ぶ、通りではありません。
- **レームヤイ・ビーチ:**岬の真下の入り江で、展望台が見下ろす同じ湾の一部です。
- **レームヤイの旧灯台:**同じ岬のさらに先にある、標識のない別の展望スポットです。道路ではなく、非公式のジャングルの道で行き、同じ海岸の別の角度を扱っています。この道沿いの丘とは、混同しないでください。
- **Four Seasons Resort Koh Samui:**展望台の通称の由来となったリゾートです。丘から見えますが、訪問には必要ありません。ホワイト・ロータス シーズン3のロケ地としても紹介されています。
- **島の展望スポットめぐり:**東海岸や南海岸の、情報の豊富な展望地と比べるには、サムイ島の展望スポットのガイドをご覧ください。
島のこの一角は、チャウエンやラマイに比べて紹介が少ないため、見どころの間に標識のある立ち寄り先は、島のほかの場所より少なめです。近くにあるのは、主に海岸線とその沿いのリゾートで、別々の見どころが密に続くわけではありません。
こんな方におすすめ
| 旅行者のタイプ | 向き不向き | 理由 |
|---|---|---|
| 西海岸で夕日を追う方 | ◎ | 外海に向いた遮るもののない西向きの眺めで、無料で、門もありません。 |
| 北西端を通るスクーターの方 | ◎ | 環状道路からすぐの、短く完結した立ち寄り先で、長い回り道はありません。 |
| 砂州の写真を撮りたい方 | ○ | レームヤイの砂州を上から収められる、数少ない公共の場所のひとつです。 |
| 360度のパノラマを求める方 | △ | 眺めは、全周ではなく、南と西、北の2方向の扇形です。 |
| 自分の交通手段がない方 | △ | 正式な駐車場も設備もなく、短くても急で未確認の脇道があるので、タクシーで降ろして待たせる場所ではありません。 |
| 朝日を撮りたい方 | × | 丘は西向きで、ここでは朝日は見どころではありません。 |
多くの旅行者にとって、レームヤイ展望台は、サムイ島の北西端をドライブする途中に加える、短くて無料の立ち寄り先です。それだけのために特別に出かけるほどの目的地ではありませんが、日没のころにFour Seasonsの門を通る方には、足を止める価値があります。
よくある質問
レームヤイ展望台は無料ですか? はい。入場料も、チケット売り場も、門もありません。環状道路から分かれる、Four Seasonsの入口の向かいにある短い脇道で行く、公共の丘の斜面です。設備があるという報告はないので、水は持参してください。
レームヤイ展望台は、Four Seasonsのリゾートの一部ですか? いいえ。道路の公共側にあり、リゾートの門のある入口の向かいです。予約も、宿泊客としての利用も必要ありません。一部の情報源が使う「Four Seasons Viewpoint」という名前は、リゾートとの位置関係を表したもので、所有関係を示すものではありません。
レームヤイ展望台は朝日と夕日のどちらに向いていますか? 夕日です。丘は西の外海に面しており、夕方の太陽の通り道が、丘が向く眺めと同じ方向になります。朝日は丘の裏、島の内陸側に昇るため、訪れる理由にはなりません。
レームヤイ展望台から実際に何が見えますか? 全周ではなく、2方向の眺めです。南と西はナトンと島の内陸の山々、北はレームヤイの岬と、両側に海がある砂州です。この丘からの360度の眺めを書いた情報源はありません。
地図アプリが別の名前を使っているときは、どう探しますか? 名前ではなく、場所で探します。環状道路(国道4169号線/タウィラットパクディー通り)から、Four Seasons Koh Samuiの入口の真向かいの短い上り坂の脇道を、本道から約80m上った場所です。情報源は「Laem Yai Viewpoint」「Four Seasons Viewpoint」、そしてOpenStreetMapのタイ語のจุดชมวิวเขาแหลมใหม่と呼びますが、3つとも同じ丘を指しています。
レームヤイ展望台へ行くのに車は必要ですか? スクーターが現実的です。最後の区間は、短くて急な脇道で、路面の詳細も確認されておらず、専用の駐車場もありません。レンタカーもおそらく通れますが、タクシーが乗客を降ろして待つような場所ではありません。
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